加藤研究室への配属を希望する人は,このページをよく読んで,説明会(Hi-Flexを予定)に参加して,必ず面談(オンラインを予定)を受けてください.
希望調査で加藤研究室を上位に書く場合も必ず面談を受けてください.万が一,面談を受けずに加藤研究室に配属されると,研究テーマが合わず,困ったことになりかねません.
まずは,研究室説明会開催情報など最新の情報を得るために Microsoft Teams の「加藤研究室説明会」にメンバ登録してください.
チームコードは jg95ojv です.
研究の進め方
研究に必要な基本技術
加藤研究室では自分のアイデアを形にすることが必要となります.プログラミングによるソフトウェアを開発するということです.もちろん,配属段階で十分なプログラミング力がなくても大丈夫ですが,プログラミングが嫌いでは,加藤研究室では研究が進められません.開発言語は研究テーマに依存しますが,最近はWebベースでの開発が主流になってきています.
また,加藤研究室の軸は HCI (Human Computer Interaction)です.ただ単にソフトウェアを作るのではなく,人が実際に使う時のことをよく考えて機能と使い方を設計していくことが重要になります.
研究は自分のもの
研究テーマは基本的に用意したテーマから選んでもらいます.最初にその背景や方向性を伝えますが,研究が始まったら自分の研究テーマです.自分でその研究の意義を考え,自分の言葉で説明できるようなる必要があります.そして,研究テーマでもっとも重要なことは,そのテーマで研究することが楽しく,常に考え続けられることです.
ミーティング
加藤研究室では基本的にゼミ(勉強会)は行いません.研究報告と議論を行うためのミーティングを行います.週に1度,研究室ミーティングを行い,ほぼ1ヶ月に1回研究報告をしてもらいます.
研究生活
日々の研究活動
授業のない時間は研究室に来て,研究を進めてください(コロナ禍ではオンライン研究室へ積極的に参加してください).昼間は授業ばかりという人は,夕方から夜にかけて研究室に来て,研究を進めてください.学内の別の場所や自宅で研究を進めてもよいですが,それは自分一人で研究を進められる自信のある人だけです.大学で研究するメリットは仲間がいることです.仲間とのディスカッションを通して,自分の研究を洗練していくことが重要です.
加藤研究室の学生部屋はICTセンター(中央5号館)西棟1階にある2部屋(1〜3枚目)です.また,新たな学びの部屋(4枚目),情報メディアカフェ(6枚目),情報教育演習室(7枚目),利用可能な研究活動に役立つ部屋がたくさんあります.さらに,小平市立小平第三小学校や第五小学校とは共同研究を進めています(5枚目).ちなみに,小平第五小学校には研究室の先輩が勤務しています.
長期休暇の研究活動
学芸大では,春学期と秋学期の間が2か月半と,とても長いです.ただ,この期間すべてを休みとしたい人は加藤研究室には向きません.少なくとも1/3は研究室に来て研究を進めてください.特に,この期間に教育実習をする人は,夏休みは2週間くらいしかないと思ってください.
また,A類の4年生は G.W. の過ごし方が重要になります.教育実習に行く直前となる G.W. で研究の目途をつけておかないと,それこそ夏休みを満喫するなど夢の話になってしまいます.
アルバイトとサークル
アルバイトとサークルは基本的には禁止しません.でも,アルバイトやサークルを理由に研究室での活動を欠席したり,研究が進まなかったことの言い訳にしたりはできません.昼間は授業があるし,夕方はサークルだし,夜はバイトだし,などと言っていたら研究はできません.研究時間をきちんと確保しないと,後で泣くのは自分です.
就職・進学
卒業後の進路は非常に重要な人生の選択です.なるべく早めに就職するのか,進学するのかを決めた方が,よい準備ができると思います.特に,企業の就職活動もする,教育実習&採用試験も受けるという二股をしながら,卒業研究をきちんとこなすのは至難の業です.
加藤研究室の研究分野では修士課程へ進学することをお勧めします.卒業研究では十分な成果を得るのに短すぎるからです.修士課程できちんと研究をすることは,就職後のメリットにもなると思います.研究をがんばって,学会に積極的に参加したり,他の大学生と交流を積極的にしていれば,就職活動もとても楽になるはずです.
所属を希望するにあたって
- もしも配属希望者が定員を超えた場合は,大学院進学希望者,「HCI」及び「教材論B」「オペレーティングシステム(論)」「データベース(論)」履修者が優先になります.ただし,研究テーマの都合上,B情とE情の人数バランスを取ることもあります.
- なお,「数値計算」「情報デザイン」を履修しておくことをお勧めします.
配属後は,
- ⅢⅥ学期の演習としては「情報科学教育演習(加藤担当のクラス)」を必ず履修してください.2024年度は春学期が火3,秋学期が木4です(共に予定).この演習は学部4年生と大学院の学生も一緒に参加する研究室ミーティングとして実施します.この時間は他に履修したい科目が重なっていたとしても,こちらを優先してください.どうしても他の科目の履修を優先したい場合は,情報科学教育演習,又は,卒業研究の単位は取得できません.